常勝院について
竹中山 常勝院
当寺は京都の仁和時を総本山とする真言宗【空海（弘法大師）を宗祖とする仏教宗派】
御室派の寺院です。
平清盛で有名な平家と縁の深い兵庫県佐用町にございます。
自然に囲まれた環境の中で、佐用町を中心とした地域の皆さまに仏教、寺院を身近に感じていただき、また憩いの場として親しんでいただいております。
御本尊 聖観音立像
当寺の本尊、聖観音像（正観音とも言われます）は、
正法妙如来という仏でありましたが、衆生の救済の為により人間界に近い存在である菩薩の身となったといわれており、お地蔵様（地蔵菩薩）や薬師如来などとならび広く親しまれている仏様であります。聖観音像の多くは左手に蓮華を持ち、右手は施無畏印（せむいいん）が多数ですが、当寺の聖観音像は左手には蓮華、右手で転法輪印（説法印＝釈迦が説法時のポーズ）を結んでおられます。（本尊は厨子内にて安置、非公開）
本尊聖観音立像についても詳しくは不明ですが、
細身の大変美しい姿をして居られます。
住職ごあいさつ
十八代目住職 城内玄学
昨今、震災、原発事故、又長引く不況の中、私達は精一杯働き、一日を多忙に過ごして居ます。“多忙”とは辞書では非常に忙しい事。またそのさま。と書かれていますが”忙”とは、心へんに亡くすと書き「心を亡くす事が多い」と私は解釈して居ります。そんな時は仏に向い、先祖に対峙して心静かに合掌しましょう。草木の香り、月の形など今まで気付かなかった事に気付くことでしょう。心を亡くさず、穏やかな気持ちで幸せな生活を送っていただく事を、日々願って居ります。
交通のご案内
当寺にお越しの際は十分にお気をつけてお越し下さい。
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