竹中山 常勝院の縁起について
竹中山 常勝院は真言宗御室派の寺院です。現在、文献・資料等は現存せず正確な縁起についてはわかっていませんが、寺院に残る資料などから享保の時代に建立されたものと考えられます。また当寺が主になり慰霊祭をおこなう『知盛塚』や当寺に保存されていた薙刀など当時の平家のおもかげを非常に色こくのこす土地であります。
竹中山 常勝院の改修工事
左上画像 常勝院檀家総代を始め、常勝院檀信徒と方々にお手伝い頂きました。
右上画像 ご本尊様、不動明王像、弘法大師像以外が皆様の手で運びされました。
左画像 宝暦11年(1761年頃)に当寺の檀信徒より寄進頂きました釣鐘です。 日本では第二次世界大戦時に出された金属類回収令により、数多くの梵鐘 が供出され鋳潰されました。これにより、近代や近世以前に鋳造された鐘の多くが 溶解され、日本の鐘の9割以上が第二次世界大戦時に失われたという中で残った希少な釣鐘です。